経営のヒント

―経営計画を作成してみよう!(まとめ:作成の留意点と進め方)―

 ここまで、経営計画作成の流れについてお伝えしてきました。しかし、経営計画は作成して終わりではありません。ここから実際に計画に従って行動していくことが最も重要です。そのため、いくつかの留意点や進め方があります。

 一つ目は、「計画策定は目的ではない」と理解しておくことです。苦労して計画を策定すると、達成感が生まれ満足してしまう恐れがあります。計画を策定するのは、それを実行して経営を良くするための最初のステップです。ここからがスタートになります。

 二つ目は、「目標などはワクワクを重視する」ことです。計画はあくまで計画ですので、想定通りにいくことは少ないです。ワクワクするような目標であれば、困難に直面した場合でも乗り越える気持ちが継続できる可能性が高くなります。

 三つ目は、「計画は必ず定期的に進捗を確認する」ことです。計画が遅れていないか、思ったような効果が出ているか、などを定期的に確認して原因を見極めて修正することが必要です。

四つ目は、「計画修正は全体の視点で行う」ことです。個々の行動計画がうまくいっていない場合には修正が必要になります。その際には個々の行動計画の項目だけでなく、顧客の困りごとや自分たちの理想の姿、行動の目的などを確認しながら、全体を俯瞰して実施することが重要です。

 

 ここまで、何度もお伝えしていますが、経営計画とは経営の「目標」を決め、「行き方」を明確にするものです。

経営計画を作成することで、経営全体の中長期の視点での俯瞰や、「やるべきこと」「やるべきでないこと」の明確化ができ、日々の経営判断をぶれることなく迅速に行う羅針盤とすることが出来ます。

 経営を良くするための行動を計画的・効果的にするために、ぜひとも経営計画を作成してみてください。

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