経営のヒント

―経営計画を作成してみよう!(ステップ1:将来の顧客を考える)―

経営計画とは経営の「目標」を決め、「行き方」を明確にするものです。

経営計画を作成することで、経営全体の中長期の視点での俯瞰や、「やるべきこと」「やるべきでないこと」の明確化ができ、日々の経営判断をぶれることなく迅速に行う羅針盤とすることが出来ます。

作成のステップは以下の5つです。

ステップ1:将来の顧客を考える

ステップ2:3年後の姿を決める

ステップ3:3年後の姿と現状のギャップを把握する

ステップ4:ギャップを埋める行動を決める

ステップ5:行動の結果の数値計画を立てる

 

今回は、「ステップ1:将来の顧客を考える」についてお伝えします。

 顧客を取り巻く状況は時間の経過とともに変化していきます。そのため、「将来の顧客」の困りごと等(ニーズ)も変化していきます。

もちろん、現在と変わらない部分もあると思いますが、それだけでは十分ではありません。社会の変化をとらえて、その変化によってニーズがどのように変わっていくかを考え、そのニーズに対して自分たちはどのような商品・サービスを提供するのかを検討する必要があります。

例えば、京都の錦市場では観光客の増加という変化によって、店頭で調理した食べ歩きのできる商品の提供が増えていきました。現在は、新型コロナ禍によって密や接触を避けるための取り組みや商品が出てきています。

 

新型コロナの状況を事前に予測することは難しいですが、観光客の増加によって食べ歩きニーズが増加するということは、他の人よりも一歩先に気づくことができたかもしれません。

社会の変化やその変化に伴う顧客の変化は小さな兆候が表れて、その後大きな流れとなっていくことが多いものです。その小さな兆候を見逃さず「将来の顧客」の困りごと等(ニーズ)を捉え、そのニーズに対して自分たちが提供できる価値を考えることが、初めのステップです。

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